泳げ!カンボジアの負け犬たち!

【カンボジア水泳連盟 選手紹介】自他共に認めるイケメン筋肉マン

time 2018/07/11

【カンボジア水泳連盟 選手紹介】自他共に認めるイケメン筋肉マン

選手紹介記事第二弾!

 

タイトルとアイキャッチ画像で惹かれた方も多いのでは?!笑

自他共に認めるイケメン、

チェング ソパー (23)

 

 

いや、お前モデルかよ…。笑

 

ニックネームは、”ペア”
(カンボジア人にめちゃくちゃ多いあだ名です。笑)

 

明るくてリーダーシップのあるチームのムードメーカーのペア。

私も彼の笑顔には何度も助けられました。

sponsored link

恵まれた身体 でも、昔はいつも空腹だった

 

よく食べ、よく飲み(ビール)、どんどんでかくなる恵まれた体形。
カンボジア人は国民的に、細くて小さく、華奢な体形の人が多い中、
どうやったらここまででかくなったんだっていうくらいでかいです。笑

(2年半前、私がカンボジアに来る前から彼だけは大きかったです)

体形だけみて、
”あ、ちょっと裕福な家庭でいいもの食べて育ったのかな?”
なんて思うくらいでした。

 

 

でも、ある日ペアと一緒にお酒を飲んでいたら、
そのお店に物売りの少女がやってきました。

 

ピーナッツやマンゴーなどお酒のおつまみになるものを売り歩く子供たちや、
本やミサンガを売る子供たちもいます。

 

それも、夜遅く、大人たちが飲んでいる時間に。

 

多くの外国人はこういう子たちから買うのをためらうのですが
カンボジア人は人によりますが、少なくとも私の周りの人は声を掛けられたら何かしら買っています。

 

ペアも、その一人でした。

 

少女からピーナッツを買ったあと、彼は私にこう言いました。

 

”ニャックルー、俺は小さいころあの子たちと同じことをしていたんだ”

 

そのとき聞いた話でしたが学校も中学の途中でやめていたそうです。

 

”あのころ、いっつもお腹減ってたなぁ~”

 

笑いながらビールを片手に、
そんな辛いときの話ですら酒のつまみにできてしまう彼は
なんて強いんだろうっておもいました。

 

 

そんな彼が水泳に出会ったきっかけは、お父さんの勧めでした。
お父さんが水泳連盟のコーチと知り合いで、

 

”俺の息子は背が高くて筋肉質だから、きっと水泳に向いている”

 

と言って、田舎のコンポンチュナン州を出て、プノンペンに息子を連れてきたのです。

 

 

お父さんの目は間違っていませんでした。

彼はみるみるうちに強く、大きく、逞しくなり、
2014年に悲願のナショナルチーム入りを果たしました。

 

才能の開花 自信へ繋がる

 

彼の才能が開花するのにそう時間はかかりませんでした。

2014年8月、中国 南京で行われたユースオリンピックにカンボジア代表として出場。
その後は数々の国際大会に代表選手として出場し、
昨年は悲願のSEA Gamesの代表となりました。

 

 

タイトルにもあるように、彼は
“誰もが認める” イケメンです。

 

私が日本の友達に選手たちの写真をみせて、
”一番かっこいいのどの子?”
と聞くと、ほぼ9割の人がペアを指さします。(笑)

 

筋肉で3割増しかな。(笑)

 

 

そして、彼自身もそれを認めているのです

 

そうです、なにが言いたいかというと、
コイツ、めちゃくちゃナルシストです(笑)

 

まぁこんなにかっこよければ仕方ないか…。

 

彼のFacebookは自撮りだらけ。
待ち受け画像も自撮り。
ちなみに、一時期は、気に入った自撮り画像で作ったスマホケースを使用していました。

 

ネタにしてブログ記事にもした。(笑)

暇だからカンボジア人のFacebook投稿を日本語訳してみた
カンボジア青年海外協力隊 水泳隊員のサキ(@khmer_swimming)です。昨日に引き続き、暇を持て余しているので、今日はお絵かきじゃなくて(下記参照) クメール語の勉強も...

 

それではここで、彼のかっこいい写真紹介!

 

(ペアの写真集作ったら売れそうだな…。笑)

夢と筋肉はでっかくあれ!

そんな彼の夢は、

“2023年のSEA GAMESでメダルを獲ること”

そして、

“家族に恩返しをすること”

 

 

自分が大好きで、いつも自分が一番だと思えるその自信。

大会や一発の練習にチームの中で一番強く、自分の世界に入り込めるその集中力。

負けると壁や水面を殴りつけるとその負けん気の強さ。

そしてその恵まれた身体。

 

十分にその夢を叶える素質は揃ってる。

 

さぁ、夢に向かって、まだまだ一緒に頑張ろうぜ!

 

 

 

…その夢が叶うまでに、もっと日本人のファンが増えるいいね!(笑)

sponsored link

down

コメントする




ひとりごと

カンボジア

ブログ

未分類

訓練

プロフィール

生山咲

生山咲

1992年7月7日生まれ 母の影響でベビースイミングから水泳を始め、大学卒業まで22年間競技生活を続ける。 大学水泳部では女子主将を務め、2014年9月の日本学生選手権を持って現役引退。 2015年3月に東海大学教養学部国際学科を卒業し、平成27年度3次隊でJICA青年海外協力隊としてカンボジアに水泳隊員として派遣される。KHMER Swimming Federation(カンボジア水泳連盟)に配属され、ナショナルチーム及びユースチームの選手を指導中。



sponsored link