2018/10/02

先日、日本のフィットネスクラブ【GUNZE SPORTS】さんから、カンボジア水泳連盟にビート板やプルブイ、さらには5mフラッグまでも寄贈して頂きました。
早速その日から使わせて頂きました!
一生懸命フラッグを取り付けるナショナルチームの2人。
新しいビート板を持って、みんなとても嬉しそう。
かわいいなぁほんと♡
(既に親バカ?コーチバカ?発揮中)
嬉しそうな彼らをみて、私も心から嬉しく思いました。
応援してくれる全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、
選手とともに日々精進していきたいです。
改めましてGUNZE SPORTS様、有難う御座いました!
さて、彼らの練習をみるようになってもうすぐ1か月。
まだまだ様子見の段階です。
具体的には、とにかくFr(クロール)のフォーム練習を徹底してやってます。
思っていたよりかは泳げているものの、このままの泳ぎじゃ速くなるにも限界がある…。
ドリル練習(スピードや持久力強化とは違い、水泳において重要なテクニックを向上させる練習)中心のため、練習量は全然少ないし、子供たちも物足りなさそうにするときもありますが、汚い泳ぎのまま泳ぎ続けていたって余計泳ぎは悪くなる。
さらに、最初のうちにしっかりと時間をかけて泳ぎを修正して、より効率よく力を発揮できる泳ぎになってから、一歩踏み込んだ強化を目指していこう!というのが今の私の考えです。
このフォーム練習、選手にとったら楽かもしれないけど、
指導者(私)としてはとても大変 かつ、 重要!!
とにかく、【アドバイス】をたくさんしなければならない
=たくさん話さないといけない
しかしここはカンボジア。
日本語でも難しい、ましてや、英語でもタジタジ…
だけど、ええ、ここは、カンボジア。
そう、日本語でも英語でもなく、クメール語です。
ジェスチャーとカタコトのクメール語、あとは熱いパッションで伝えようと頑張っていますが、まだ伝えたい事の10%も伝えられていません。。
だけど、選手たちの器用さと運動神経の良さが、私の想像以上の改善を生み出してくれています…!!
1回コツを掴むと、そのあとはヨユーでできちゃう。
とある先輩隊員もおっしゃっていましたが、この国では自分でなんとかする器用さがないと、生きていくのが難しいのです。
誰も手を差し伸べてくれないから、小さいころから何でも自分で考え、乗り越える力を自然と身に着けているんだと感じました。
なんだか、”教えてる”というよりも、”教えられている”ことの方が桁違いに多いような気がします。
言語はコミュニケーションの一種の手段でしかないと思うけれど、この壁を超えないと先は見えないよなぁ、、、とつくづく感じます。
もっとこうしたい、ああしたい、でも、伝わらない…
このままじゃ私がここに来た意味がない。
よし、勉強頑張ろう!!!