泳げ!カンボジアの負け犬たち!

人生で一番大きな決断

time 2018/05/23

人生で一番大きな決断

スオスダイ!
ニャックルーさきです。

約1か月ぶりにカンボジア水泳連盟へと戻って参りました。
キラキラしたみんなの笑顔がすごく嬉しい(^^)

 

 

前回の記事から、
”なんで協力隊おわったのにカンボジアにいるんだ?!”
という疑問があったかと思うのですが、

 

実は、2018年4月から2020年の東京オリンピックまで、
カンボジア水泳連盟に就職し、
引き続きナショナルチームのヘッドコーチを務めることが決まりました。

 

結局、日本人が残ってしまうのは協力隊の成果としてはあまりよろしくないのかもしれませんが、
自分が、そして彼らが見つけた夢を叶えるための決断でした。

 

沢山悩んで、沢山考えて出した答えです。
決めたからには、最後まで信じ、やり抜きます!!

 

 

水泳人口を増やすとか、指導者の育成だとか、やらなきゃいけないことは山ほどあります。
そんな中で、私が、日本人の私が、この限られた期間の中でできることは、
一人でもいいからスター選手を生み出すことだと、2年間の協力隊活動を通して痛感しました。

 

負け犬だとか、亀みたいだとか、言われ続けたこのチーム。
18年間、メダルが一つも獲れていないこのチーム。

 

だから、強くしたい。一緒に、強くなりたい。

 

まだカンボジアに戻ってくるか迷っていた頃、とある選手にこう言われました。

 

”2020年、ニャックルーに会いたいから東京オリンピック行くからね!”

 

その夢、一緒に追いかけたい。
自分の国で開催される、世界一のスポーツの祭典に、自分の教え子を連れてこれたら、
どんなに幸せだろう。それはいったい、どんな景色なんだろう。

 

彼らの無限の可能性を、夢が持つ可能性を、最後まで信じ抜き、達成させること。
これが私の宿命だと、心の底から思いました。

 

 

2020年東京オリンピック。
途上国枠ではなく、オリンピック参加標準記録を突破して、必ず東京オリンピックに出場させます!!

今後とも、カンボジア水泳界の応援をどうぞよろしくお願い致します。

 

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生山咲

生山咲

1992年7月7日生まれ 母の影響でベビースイミングから水泳を始め、大学卒業まで22年間競技生活を続ける。 大学水泳部では女子主将を務め、2014年9月の日本学生選手権を持って現役引退。 2015年3月に東海大学教養学部国際学科を卒業し、平成27年度3次隊でJICA青年海外協力隊としてカンボジアに水泳隊員として派遣される。KHMER Swimming Federation(カンボジア水泳連盟)に配属され、ナショナルチーム及びユースチームの選手を指導中。



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