泳げ!カンボジアの負け犬たち!

JENESYS 2018 ~カンボジアの水泳選手たちが日本で初泳ぎ~

time 2018/09/30

JENESYS 2018 ~カンボジアの水泳選手たちが日本で初泳ぎ~

スオスダイ!ニャックルーさきです。

 

JENESYSプログラムシリーズ第2段!

2日目の2018年9月27日は、水泳交流がメインでした!

 

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朝練習@東京辰巳国際水泳場

 

日本で水泳をやっている人であれば知らない人はいないであろう、
日本の水泳の聖地、東京辰巳国際水泳場。

 

この地をカンボジア人が訪れる日が来るなんて…!!

 

 

私自身、この辰巳のプールには数え切れないほどの思い出があります。

 

小学校5年生、初めての全国大会。

JSS所属として出場した最後の大会。

水泳の残酷さを目の当たりにしたオリンピック選考会。

苦手な200m平泳ぎで4秒ベスト出して、初めて全国大会の決勝に残ったインカレ。

”JAPAN”がつく最後の大会で、表彰台まであと一歩で届かなかったJAPAN OPEN・・・。

どれだけの涙をここで流したか、どれだけの笑顔をここで咲かせたか。
悔しさも嬉しさも、たくさん教えてくれたプールでした。

 

4年半ぶりに辰巳のプールサイドに立ち、
あの時の想い、景色やにおい、熱気や歓声が、鮮明に思い出されました。

 

引退して4年経って、自分の選手たちと訪れた辰巳は、私にとっても特別な思い出となりました。

 

いつろ過機の回っていない、緑色をしたオリンピックスタジアムのプールで泳いでいる
カンボジア人の選手たちが、ここで泳いでいることが、
とても不思議で、うれしくて、信じられなくて、なんだか夢の中にいるようでした。

午後練習@東海大学水泳部

 

午後は、私の母校、東海大学水泳部にお邪魔しました。

昨年に引き続き、自分の教え子を自分の恩師である加藤コーチの元に連れてくることが出来て、
本当に嬉しく思いました。

 

みっちり2時間の陸上トレーニングから、水中でテクニックの練習。

まさに、”東海らしい” 練習を経験できたかと思います笑

 

 

練習後、学生たちから選手たちにプレゼント。

特に、手書きのメッセージは心がこもっていて、こっちまで嬉しくなりました。

 

 

一緒に食事もさせてもらいました。

 

お互いに日本語もクメール語も話せないのに、
ブラザー、シスター、と呼び合い、
水泳を通してこうして繋がりが生まれたことは、

カンボジア人の選手にとってはもちろん、
東海の選手たちにとっても かけがえのない思い出になったのではないでしょうか。

 

 

東海大学水泳部の皆さん、本当にありがとうございました!!

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プロフィール

生山咲

生山咲

1992年7月7日生まれ 母の影響でベビースイミングから水泳を始め、大学卒業まで22年間競技生活を続ける。 大学水泳部では女子主将を務め、2014年9月の日本学生選手権を持って現役引退。 2015年3月に東海大学教養学部国際学科を卒業し、平成27年度3次隊でJICA青年海外協力隊としてカンボジアに水泳隊員として派遣される。KHMER Swimming Federation(カンボジア水泳連盟)に配属され、ナショナルチーム及びユースチームの選手を指導中。



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