2018/10/02
スオスダイ!ニャックルーさきです。
JENESYSプログラムシリーズ第2段!
2日目の2018年9月27日は、水泳交流がメインでした!
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Contents
朝練習@東京辰巳国際水泳場
日本で水泳をやっている人であれば知らない人はいないであろう、
日本の水泳の聖地、東京辰巳国際水泳場。
この地をカンボジア人が訪れる日が来るなんて…!!
私自身、この辰巳のプールには数え切れないほどの思い出があります。
小学校5年生、初めての全国大会。
JSS所属として出場した最後の大会。
水泳の残酷さを目の当たりにしたオリンピック選考会。
苦手な200m平泳ぎで4秒ベスト出して、初めて全国大会の決勝に残ったインカレ。
”JAPAN”がつく最後の大会で、表彰台まであと一歩で届かなかったJAPAN OPEN・・・。
どれだけの涙をここで流したか、どれだけの笑顔をここで咲かせたか。
悔しさも嬉しさも、たくさん教えてくれたプールでした。
4年半ぶりに辰巳のプールサイドに立ち、
あの時の想い、景色やにおい、熱気や歓声が、鮮明に思い出されました。
引退して4年経って、自分の選手たちと訪れた辰巳は、私にとっても特別な思い出となりました。
いつろ過機の回っていない、緑色をしたオリンピックスタジアムのプールで泳いでいる
カンボジア人の選手たちが、ここで泳いでいることが、
とても不思議で、うれしくて、信じられなくて、なんだか夢の中にいるようでした。
午後練習@東海大学水泳部
午後は、私の母校、東海大学水泳部にお邪魔しました。
昨年に引き続き、自分の教え子を自分の恩師である加藤コーチの元に連れてくることが出来て、
本当に嬉しく思いました。
みっちり2時間の陸上トレーニングから、水中でテクニックの練習。
まさに、”東海らしい” 練習を経験できたかと思います笑
練習後、学生たちから選手たちにプレゼント。
特に、手書きのメッセージは心がこもっていて、こっちまで嬉しくなりました。
一緒に食事もさせてもらいました。
お互いに日本語もクメール語も話せないのに、
ブラザー、シスター、と呼び合い、
水泳を通してこうして繋がりが生まれたことは、
カンボジア人の選手にとってはもちろん、
東海の選手たちにとっても かけがえのない思い出になったのではないでしょうか。
東海大学水泳部の皆さん、本当にありがとうございました!!