2018/10/02
9月25日から10月2日まで、
外務省の ”21世紀東アジア青少年大交流計画 (JENESYS Program)”を通して、
カンボジア水泳連盟から20人の選手及び指導者が日本に派遣されることが決まりました。
2年半前、ここカンボジア水泳連盟の選手とコーチが20人も、
日本を訪れる日が来るなんて、誰が想像できたでしょうか。
こんなにちっちゃくて、弱っちくて、問題だらけなのに、
どうしてこんなに沢山の人に助けてもらえるんだろう。
どうしてこんなにも愛されるんだろう。
なんて 幸せなんだろう。
人生を懸けてでも、この人たちの力になりたいと思わせてしまう、
彼らのパワーはいったいどこからきてるんだろう。
”感謝しています”
なんて言葉だけじゃ表現しきれない。
私も、私たち水泳連盟も、
支えてくれている誰かのおかげで、ここまで成長出来ました。
この2年半、どんなに駆けずり回っても這いつくばっても、
掴めなかったビッグチャンス。
選手にとっても、指導者にとっても、連盟にとっても、
こんなチャンス、きっと二度とない。
”ニャックルー、ぼくの夢はね、飛行機に乗って海外にいくことなんだ!”
2年前、親とも兄弟とも離れ、学校も行けず、
連盟のお手伝いをして生活していた少年が笑顔で私に話してくれた夢。
トーイ、お前の夢、あと一週間で叶っちゃうんだよ!
みんなにとって、かけがえのない1週間になるでしょう。
一秒たりとも無駄にしないよう、全ての景色を心に焼き付けてきたいと思います。
※みんなより一足先に、今週水曜日から日本に一時帰国します!