カンボジア通信~夢に向かって泳ぎ続ける選手とニャックルーの話~

元スイマーが青年海外協力隊としてカンボジアで全力疾走!2016年1月~2年間の活動の様子を綴ります

120%の自信と笑顔で!!【THE 1st National Game Day5】

time 2016/11/13

120%の自信と笑顔で!!【THE 1st National Game Day5】

カンボジア青年海外協力隊 水泳隊員のサキ(@khmer_swimming)です。

お待たせ致しました!
National Game最終日の結果報告を致します!

男子50m自由形

Sopha 27-62
Thol 27-07
Piroth 26-88
Sey 29-08

最終日にして全滅…(´;ω;`)
みんな身体が思うように動いておらず、不完全燃焼でした。。
アップの仕方が良くなかったように思います。
あとはスピード系のトレーニングが足らなかったかなぁ。
みんなごめんねぇ。。
反省。この失敗を次に生かすぞ。

 

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そんな中で接戦を制したのはリーダーPiroth。
タイムはどうあれ、勝ったあとのこのガッツポーズ。

 

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優勝候補だった隣のTholはめちゃくちゃ悔しそうでした。

女子100m平泳ぎ

Tey 1-37-13 BEST!!
Voleak 1-21-25
Manit 1-52-14 BEST!!
Hoy 1-39-16 BEST!!

前日に引き続き、絶好調Teyちゃん!
そしてManitとHoyも大ベスト更新!おめでとう!!

うまくいかなかったのがVoleak。
昨日の50mから立て直せませんでした。。。
ここぞというときに力を発揮するのが苦手なVoelak。
だけど失敗は成功の元。
レースに強くなるための練習を課題に、残り1ヶ月、12月の大会に向けてまた頑張ろう!

男子100mバタフライ

Kakrona 1-22-31 BEST!!
Ratha 1-05-88 BEST!!
Oudom 1-01-79 BEST!!
Panha 1-10-06 BEST!!
Sopha 1-12-66
Sey 1-20-58 BEST!!

50m自由形に続き、約10分後のこのレースに出場したSeyとSopha。
筋肉の大きいSophaは乳酸溜まっちゃって撃沈。。。
ラスト5m溺れそうになっていました(´;ω;`)

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(写真は平泳ぎ。笑)

 

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一方でSeyはそんな状況下でもベスト更新。
本当に強くなりました!よく頑張った!

 

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ほとんどバタフライの練習なんてしていなかったKakrona。
朝からちょっと緊張気味でしたが、ベスト更新してニコニコで帰ってきました♪
よく頑張ったね(*^^*)

 

そしてこのレースの一番の見どころは、ナショナルチームバッタ陣3人衆。
Oudom、Ratha、Panha。
3人とも本当の兄弟みたいに仲が良くて、励まし合って練習している姿が印象的でした。

そしてここでも、3人そろって自己ベスト更新!
Panhaは約6秒、RathaとOudomは2秒ベスト!
いやぁ~かっこよかった!

Oudomは1分00秒台を狙っていたので少し悔しそうでしたが、12月は1分切りを狙おう!!
SEA Gamesで今のところ一番決勝及びメダル獲得に近い選手。
練習もダントツで強くて、一生懸命。
もっともっと上を狙っていこう!!お前ならできる!!

 

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…いつもヘラヘラしてるのに。
こういうときホントにかっこいいんだよなぁ。もう。笑

最終レース 男子100×4 メドレーリレー

1st National Gameの最終レースは男子100×4のメドレーリレー。

※メドレーリレー(medley relay)は、競泳の種目の一つで、4人が同じ距離ずつ背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形の順でリレーしながら泳ぐ競技。

引用:Wikipedia

どのチームもこの種目に熱い想いを懸けていました。
実力的には、ポリスチームと首都プノンペンリームが互角。
ただ、もうひとつのコッコンチームはびっくりするほど全員絶好調。
どこが勝ってもおかしくないと予想していました。

しょっぱなの50mクロールでずっこけたポリスチームのTholはリレー前から超弱気。泣
隣の首都チームの背泳ぎは中国トレーニングで自信をつけて帰ってきたMeng。
そしてコッコンチームは絶好調男Puch。
彼らの勢いにTholは押され気味でしたが、なんとか意地で逃げ切りトップ通過。

トップで引き継いだのは、本日3レース目になるSeyくん!
そしてそのあとを追って、同じく3レース目のSopha!

ポリスチームとしては、ここでSeyがSophaとの差を縮めずにバタフライに引き継げば勝てるだろうとの戦略でした。
SeyもSophaもヘロヘロになるか…と思いきや、
アドレナリンMAXで前半からぶっ飛ばし、今までで一番いい泳ぎをみせたSey!!
引継ぎですが2秒ベスト!!いやぁ…驚きました。。。
一方で身体の大きいSophaは、全身乳酸MAX…本当にきつそうでした…。
もうすべてを使い果たし、Seyとの差は開くどころか、コッコンチームのダークホースSombathのめちゃくちゃいい泳ぎに抜かされてしましました!!

一着で引き継いだのはエースPonlue。
しかし彼はバタフライが超苦手らしく、後ろからくるOudomにヒヤヒヤ。
首都チームとコッコンチームはタッチの差でわずかにコッコンがリード。
そこで首都チームOudomが予想通り怒涛の追い上げ!!
必死に逃げるPonlue。追いかけるRatha。

ポリスチーム、なんとかリードを保ったまま最終泳者に引継ぎ。
最終泳者、絶賛体調不良中のPiseth!
もがくように必死に逃げます。
今にも捕まえられそうな距離で追いかける首都チームのPiroth。
コッコンチームのPanhaもどんどん差を縮めてきます…!!

ラスト25m、盛大な応援の中、Pisethが逃げ切り1着フィニッシュ!!
首都チーム、コッコンチームと続きました。

とっても面白い展開のメドレーリレーに、私も終始興奮しっぱなしでした!
みんなありがとう!!よく頑張りました!!

 

 

閉会式

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この日はスペシャルゲストとして、運輸大臣スン・チャントール大臣がいらっしゃいました。
(フンセン首相の右腕となってご活躍中の大臣です)

以前表敬訪問の際にご挨拶に伺ったことを覚えていて下さり、
”以前よりもいい結果が沢山出ていて素晴らしかった。本当にありがとう。”
と言っていただき、頭が上がりませんでした。

 

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だけどそれ以上に嬉しかったのはやっぱりこの笑顔。
この瞬間がある限り、私はどんなことでも乗り越えていけると感じました。

 

カンボジアに来てもう10ヶ月も経ってしまいました。
ここにいれるのは今のところあと1年2ヶ月。

私に何ができるのかな。
これでいいのかな。

悩むことは沢山あるけれど、
今、この瞬間を大切に、残り1年2ヶ月、精進して参りたいと思います。

おまけ~カンボジア式看病を受けた話~

最終日の夜ー。

同僚に飲みに行こうと誘われていて、楽しみにしていました。
レース後のビールほどおいしいものはない…
同僚も”久しぶりにサキと飲める!!”と、嬉しそうに言っていました。

……が、閉会式後、ホテルに戻るなり、激しい悪寒…
寒くて寒くて仕方なく、
頭痛までしてきた…。。。

夕食会場に行くものの、料理を目の前に吐き気。

”ごめん、部屋戻る…”

と言い残し、部屋でダウン。。。

選手が心配しておかゆを買ってきてくれたので少し口にしましたが
とにかくふらふらですぐにベッドへ。

そのまま寝ていればよかったものの、激しく咳込んでしまい、
同室の選手が心配してくれて、私のおでこを触って一言…

”クダウクルオン(発熱)…”

 

もうろうとする意識の中、”ニャックルー…”という声に目を開けると、
なんと部屋中に選手が。笑

マスクしてた上に目もうつろだったので、
選手たちめちゃくちゃ驚いてしまって、
まるで今にも死にそうな人を見る目。笑
”病院行く?!薬は?!ロックルー呼ばないと!!”
なんてもう軽くパニック。笑
いっつも元気に走り回ってる姿しかみせてないから余計かな。笑

いやいや、でも単なる疲れやし。
熱っていっても37度8分やし。
おとなしく寝かせてくれ…

と思いながらも、カンボジア式の看病を受けました。

寒いって言ってんのに”ジャージ脱いで!”と言われ、
冷たいタオルで全身拭くように促され、
それを身体に巻き付けたまま寝るんだと言われ…

そんなことしてる最中にも、心配してくれた選手たちが次々と部屋へ。
いやぁ…もういいって…笑

で、最後にはうつ伏せにされて、
選手たち3人がかりで謎のマッサージ。笑

その後、嵐が去ったようにスーッとみんな自室に戻っていき、
私も夢の中へ。

 

翌朝、みんなの必死の看病のおかげで、熱も下がり、なんとかプノンペンに帰ってこれました。

最後の最後に、
青年海外協力されちゃっ隊員になったお話しでした。

 

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意気込み
大会前日編
1日目の結果はこちら
2日目の結果はこちら
3日目の結果はこちら
4日目の結果はこちら

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自己紹介

生山咲

生山咲

1992年7月7日生まれ 母の影響でベビースイミングから水泳を始め、大学卒業まで22年間競技生活を続ける。 大学水泳部では女子主将を務め、2014年9月の日本学生選手権を持って現役引退。 2015年3月に東海大学教養学部国際学科を卒業し、平成27年度3次隊でJICA青年海外協力隊としてカンボジアに水泳隊員として派遣される。KHMER Swimming Federation(カンボジア水泳連盟)に配属され、ナショナルチーム及びユースチームの選手を指導中。